バレンタインデーが近づいているので、友情についてのちょっとしたお話。
なぜ友情なのでしょう? フィンランドでは、バレンタインデーは「友だちの日」と呼ばれていて、親しい友人とバレンタインデーをお祝いすることもできます。 お決まりのチョコレートではない美味しいものでお友だちを喜ばせたいなら、このシードとにんじんのクリスピーブレッドはいかがですか?作り方は簡単です。
少し前の土曜日に、妹が私に尋ねました。今まで田舎で過ごしたことのない彼女の友人と一緒に、私の家のスモークサウナに入りに行ってもいい?と。「もちろん!」と私は答えました。
私がサウナのストーブを温めていた時、子どもたちが、湖を散歩する馬とご近所さんに気づきました。 子どもたちが馬を撫でている間、大人たちは特別な冬の日を笑顔で楽しんでいました。 ご近所さんは、子どもたちに「馬に乗りたい?」と聞いてくれました。 もちろん、YES! 美しい冬の午後の思い出として撮った写真を送る約束をしました。
サウナを温めている間に、妹とその友だちがやってきました。家の周りをぐるっと案内すると、彼女たちは私たちのログハウスに感激しています。私がクリスピーブレッドを準備している間、新しい友だちは子どもたちと一緒に遊んでくれてました。その後、みんな一緒にスモークサウナに入りました。
初めに焼いたクリスピーブレッドは少しクリスピーになり過ぎました。私たちがサウナを長いこと楽しんでいたので。でも、まあいいか。ステキな時間だったから。ゲストが帰った後、子どもたちはすぐにベッドへ。私はもう一度、クリスピーブレッドを焼くことにしました。
シードとキャロットのクリスピーブレッドのレシピ(天板1枚分)
- コーンフラワー(コーンスターチ) 200 ml
- ヒマワリの種 75 ml
- 亜麻シード 50 ml
- ゴマ 50 ml
- パンプキンシード 50 ml
- にんじん 1本 , 粗くすりおろす
- 水 250 ml, 沸騰させる
- お好みの植物性油(オリーブオイル、キャノーラ油など) 50 ml
- 塩(あればフレークソルト) ひとつまみ
ここ数年、私はたくさんのクリスピーブレッドのレシピを試しました。 これは私が今までに見つけた最高のレシピです:シンプルな材料で、グルテンと乳製品フリーです。 そして、にんじんを除けば、作るのに手を汚すことはありません! にんじん無しでも、他の材料の量を変えずに作れます。
天板に生地を伸ばす時、私はビニール袋を使います。これは、手を汚したくないからではなく、ずっと簡単だからです;) 生地を2枚のクッキングシートで挟み、上から押して伸ばすのも楽ですよ。
- コーンフラワー、シード類、粗くすりおろしたにんじんを混ぜる。
- 熱いお湯とオイルを加える。
- 材料をよく混ぜる。オーブン天板にクッキングシートを敷き、そこに生地をとても薄く伸ばす。(5ミリくらいの厚さに平らになるように。)
- フレークソルトを指でつぶしながら、伸ばした生地の上にかける。
- 150℃のオーブンで60分焼く。
- Enjoy!
翌日、バレンタインのプレゼントにするためにクリスピーブレッドを入れたビンを、古い布を使ってデコレーションしました。サボンリンナで最近カフェをオープンした友だちにプレゼントしようと思って。喜んでもらえるといいな!
ビンをデコレーションしている間、私のために色々と手伝ってくれて、私の人生によろこびをもたらしてくれる友だちのことを考えていました。私にとって大事な友だちであるのと同じように、私も友だちにとって同じ存在でありたい。新しい友だちと出会えたこと、自宅に招いてステキな時間を共に過ごせたこと、子どもたちに特別な午後をプレゼントしてくれたご近所さんに、全てに感謝しました。
“人生の旅の途中で出会う友だちが、その旅の価値を教えてくれる”
Happy Valentine’s Day!