最近の投稿で何度も触れているので、そろそろ日本旅行についてお話ししましょうね。
フィンランドと日本には特別な関係があることは、以前から知っていました。1年前に日本人の仕事のパートナーと出会った時、一緒にクリスマスツリーを手に入れて飾り付けをして週末を過ごすうちに、その思いは確実なものとなりました。そしてそれは、東京に着いてFinnairの機体から降りた時により深く感じられたのです。
最初の瞬間から、フィンランド人として日本にいることが、あれほどとても心地よく快適に感じられたことに驚きました。
日本人はフィンランドのムーミンが大好き。それはフィンラド人も日本人もみんなが知っていること。私たちはトーベ・ヤンソンの描く、生き生きとして地に足のついたもの語りに魅了され、どちらの国民にとっても自然がとても重要で、きのこも大好き。
けれど、私が知らなかったのは日本にも四季があるということ。日本でも日本式のサウナが人気でなのは知っていたけれど、ノルディックウォーキングも知られているとは!私がアウトドアのアクティビティとして以前よくやっていたノルディックウォーキングが日本でもされているとは、今回の日本旅行での一番の驚きの一つでした。
友達によく、私はエストニア人やノルウェー人といると楽だと言ってきたものですが、日本にいる間でその「一緒にいて楽」のレベルは完全に別のものに変わりました。
そのままの自分として受け入れられたように感じられるのです。この田舎出身の私にとって、別の文化の中にいるにも関わらず、自分の国のある場所や人と比べてもより居心地よく感じられるだなんて。
「フィンランドと日本は基本的にはとても異なるけれど、多くの日本人がフィンランドを好きなのは、その二つの国が似た考え方を共有しているからだと思います。私たちはどちらも、静けさが好きなのです」と駐日フィンランド大使Jari Gustafssonは語っている。-Japan Times-
日本での体験は、様々な国籍のSaimaaLife読者のことを考える機会にもなりました。私たちはみんな違うけれど、同じ考えを共有しているのだと思います。いつの日か会うことができたら、どんなに楽しいでしょう!
東京でのある日、鏡を見て思わず笑いそうになってしまいました。SaimaaLifeを始めてから、いろいろと説明をしすぎてきたなと思って。みんな分かっているのに。みんな「繋がっている」からだ、って。
言葉にしなくても通じる。なんと特別な言葉であり感情なんだろう。
それには国籍も容姿も、全ての違いは関係なくなる。
今回の日本滞在中、あまりたくさん動画は撮れなかったけれど、こちらを撮影してきました。古く美しい、緑でいっぱいの鎌倉の雰囲気を感じてみてください。
(こちらを開くと、この360°動画をスマホのYoutubeアプリで見る事ができます。。 Youtubeの設定で、画質をHD1080sでお試しください。VRグラスを使うと、最高です!)
日本とフィンランドの歴史について知りたい方は、こちらの二つの短い記事をお勧めします。