フィンランドの夏は短いけれど、今年の夏はいつもよりさらに短いようです。この春は寒く、自然の緑が見られるのもここ何年間の春に比べ遅かったです。ポジティブでない季節の話題があちこちで聞かれます。
どうしたらポジティブでいられるだろう?両親の農場からパイに使うルバーブを採っている間に考えてみました。(ちなみに私のルバーブパイのレシピはこちらです!)
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しばらく天気について考えた後、思い浮かんだのは「天気の事を考えるのはやめよう」(作業に必要でない限り)でした。
ネガティブな事にまず気づいてしまうのは、人間にとって自然な事ですが、同時にいつだって、本当にいつだってポジティブな面もあるのです。
私たちは多くの事を変えられても天気を変える事はできません。それなら、どんな1日にするか・どんな気分で過ごすかを、自分ではどうしようもない事に左右されないでいましょう。
悪天候が私たちに影響を及ばさないとは思いません。影響はあるのですから!
休暇やお休みに寒かったり雨が降ったりしたら、不愉快に感じでもいいのです。実際、ネガティブな気持ちを払拭するには、それと本当に向き合うか傍に置いておくかが大切なのですから。
その感情と向き合ったら、気持ちを整理して忘れることです。
(もし他に思いつかなければ)「どうでもいい!」と言ってしまいましょう。予定を変更して、前に進みましょう。
私が言いたいのは、苛立ちで身動きが取れなくならないで、という事です。そうしないと、まさにその瞬間にも存在しているプラスな事に気付いたり楽しめなくなってしまうからです。
(たとえ天気が人に様々な面で影響するのが事実だとしても、World of Psychologyの記事のサブタイトルを知っておくのもいいと思います。
農場では、ルバーブパイが焼けたら友人家族の家に行って午後のコーヒーを飲んだり、薪を拾いに行ったりしたものです。外に出る時に、夏なのにニット帽をかぶらなくてはならないのは確かに嫌でしたが、晴れて木々や自然の色はとても眩しかったです。そして遅めの夕飯にPuruvesi vendaceをフライパンで焼きながら、冬のこの時間には完全に外は暗くなっているなあと思ったものです。
それに、実際のところ子供達が生まれてからは天気予報番組を観てもいなかったと気が付きました。まだ赤ちゃんだった頃はその時間がなかったのだけれど、最近では必要も感じなくなっていました。
ここ数年は、窓の外を見て「よし、今日はこんな天気になりそうだからそれに合わせて予定を決めよう」と思う方が良いと気づきました。
それに、天気がネガティブに影響する時よりもポジティブに影響した時の方がよく覚えているんです。
私にとって、その日の天気を予想する事は大した事ではありません。日々をその瞬間ごとに受け入れる事です。
そして、びっくり。その翌日のSaimaaはとてもあたたかくて、ニット帽もジャケットもいりませんでした!
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