サヴォンリンナはサイマー湖水地方では大きな町のひとつです。でも、湖に浮かぶ要塞の城オラヴィ城をランドマークにしながら、ぐるっと歩いて回れるくらいコンパクト。歩いていくといろいろな表情を見せてくれる楽しい街です。
また、ローカル線の終着駅、長距離バスのターミナルもあり、この地方の交通拠点にもなっています。
サヴォンリンナがユニークなのは、クルーズの発着地にもなっているところ。夏の間は、ここからサイマー湖水地方のほかの町へクルーズ船が出ています。希少なサイマーアザラシに会えるかもしれないルートを通るクルーズもあります。湖水地方の自然の中をのんびりとクルーズする贅沢な時間を、ぜひ体験してください。
情報サイト: Visit savonlinna(英語)
SaimaaLifeのストーリーから、サヴォンリンナでの過ごし方。
街全体が落ち着いている、白銀の冬の期間もステキです。
次に、SaimaaLifeがおすすめする、サヴォンリンナで「観る・食べる・泊まる・買い物する」スポットをご紹介します。
*観る
オペラ祭で有名な、湖に浮かぶ要塞の城。
無料のガイドツアーに参加すると、一般公開していない城の隅々まで案内してもらえます。(日本語ガイドなし、日本語の解説資料あり)冬季はお休みもあり。
毎年7月初旬~8月頭まで、オラヴィ城で開かれる野外のオペラ祭。大変な人気で、海外からも多くの観光客が訪れるため、この時期のサヴォンリンナはとても賑わい、ホテルの予約もなかなかとれないので要注意です。
駅から歩いて10分くらい、橋を渡って進んでいくと出会う小さな島。しっかりとサイマー湖水地方の自然を楽しめる場所です。バーベキューができる施設があるので、ピクニックに出かけるのもおすすめ。夏期はパンケーキ屋さんもオープンしています。
フィンランドの図書館を訪れると、教育大国である理由が見えてくると思います。地方都市のモダンな図書館では、自宅リビングのように思い思いに時間を過ごす地元の人が集まっています。一生懸命に聞いてくれる読書犬相手に音読する子どもたちにも会えるかも。
サヴォンリンナ発着のクルーズ船に乗って、オラヴィ城を湖上から眺めたり、サイマーアザラシに会いに行きましょう。近くの町までの移動手段とすれば、湖水地方ならではの体験になります。
*食べる
夏期のみオープンする小さなマーケットプレイス。地元の味Lörtsy(ピロシキのような揚げパン)を楽しみたいならおすすめです。
素敵にリノベーションされた、この地域で最も古い建物の中のひとつでいただく、サイマー湖で獲れたてのムイックが絶品!カフェ利用も、宿泊もできます。街の中心にあり、観光拠点にも便利です。
地元の人の憩いのカフェ。地元の味を年中楽しめます。
スロサーリ島にあるパンケーキ屋さん。夏季限定オープン
*泊まる
全部屋違うデザインでリノベーションされたブティックホテル
街の中心マーケットプレイスのすぐ隣。
駅から徒歩5分、湖に囲まれた眺めの良いスパホテル。スパとトリートメントで癒しの時間を。
*買い物する
湖水地方の自然にインスパイアされたデザインの布製品など
フィンランドらしいポップなデザインの布製品
日本未入荷の地元デザイナーのクラフト製品がたくさん揃う、おみやげ探しが楽しいショップ。
いかがでしたか?サイマー湖水地方に行くなら、ぜひサヴォンリンナ観光の時間をとって欲しいです。
今回は、ここまでです。これからも情報を追加していきますのでご期待ください!