すべては、この写真から始まりました。 ‘biophilia’ (バイオフィリア。生物、生命のシステムに対する愛情。人間は先天的に、遺伝子のなかに自然に対し選好性をもつ性質や行動特性があるという考え)という言葉の定義を私は知っていました。でも、それが本当に何を意味しているかを知ったのは、フィンランドのデザイン会社「Aapiste」のサイトでこのカバー写真を見てからです。
私はAsakaとのSaimaaツアー中に、SulkavaのKaartilanmäkiを訪問することができてとても幸せでした。 私はついに、Riikkaの作品を実際に見て触れることができたのです。
Aapisteのテキスタイル製品は、非毒性の水系インキを使った伝統的なシルクスクリーン技術によってRiikkaの手で印刷されています。 そのようなファブリックを印刷する方法を実際に見て聞くことができ、とても面白かったです!
モバイル端末のYouTure Appでこのリンクを開くと、360°ビデオをご覧いただけます。https://youtu.be/_osL_MkdMOM VRヘッドセットでご覧いただくと、最高です!
Kaistilanmäkiでは、Aapisteの小さなファクトリーショップを訪れ買い物できるだけではなく、デザイナーRiikka本人にも会えるのもすばらしいですよね。さらにもうすぐ、Aapiste製品を自社のWebショップを通じてオンラインで注文できるようになる予定だそうです。 オンラインショップが始まったら、すぐにお知らせします!
なぜ私たちは日々の生活の中で、このような自然からインスパイアされたモノを持っているべきなのでしょうか?
さあ、バイオフィリアとウェルビーイングへの関係に話を戻しましょう。
Biophilia仮説は1984年にEdward O. Wilsonによって紹介されました。
バイオフィリア仮説は、人間が自然や他の生命とのつながりを求める本能的な傾向を持っていることを示唆しています。
「バイオフィリア(biophilia)」という言葉は、エリック・フロム(Erich Fromm)が最初に使用しました。彼は、すべての人は自然と生命や生きているものに魅了される心理的な方向性があるとしています。
バイオフィリアによれば、それは私たちの生物学的ルーツにより、無意識のうちに自然やそこに生きるすべての生命システムとのつながりを求めます。このつながりを失ったり、それがあまりにも弱くなった場合、それは私たちの健康とウェルビーイングに悪影響がでます。
この説明は難しすぎですよね? 同じことを別の言い方で説明させて下さい;
私たちの生活の中にどのような形で自然のモノが取り入れられても、それはウェルビーイングの手助けとなる、という研究がなされています。 だから、いろいろな方法で自然とのつながりを追求する価値があるのです。
Aapisteのウェブサイトの表紙で、松(「Petäjä」)のパターンを見つけた時、私は森林とのつながりを感じ、何だか気分が落ち着きました。 Riikkaからの小包を受け取り、ブルーベリーとニワトリ(「Mustikkakukko」)柄の木製トレイを私の手に持った時は、その気持ちがより強くなりました。
Thank you so much Riikka for giving us these amazing gifts!
まあ、とにかく私は自然を愛するので、もちろん、私の反応はポジティブだとみなさんは思うかもしれません。
実は、自然のパワーは、あなたが自然が好きではないとしても、良い働きをしてくれるのです。 私は去年の秋、フィンランドの生態心理学者キルシ・サロネン(Kirsi Salonen)と、自然の助けを借りた感情のコントロールについてのオンラインコースを開催し、学びました。
そう、自然はとてもパワフルなのです。
2,3年前、自宅に自然の要素たくさんあることで、ストレスは軽減されるということを私は書きました。 数日間、Aapiste製品に触れ使ってみて、私はそれが本当にそうだと断言できます。
さらに幸せなことに、私の家族の中で私だけがそう感じているのではない、と知ることができました!
だから、実際にフィンランドを訪れることが、フィンランドの自然からウェルビーイングの影響を得る唯一の方法ではないのです。 それをあなたの自宅まで届けてもらえるのです!
ここで、Aapisteリネンテキスタイルやその他の製品を、私はお勧めしました。 これから順々に、新しいブランドをご紹介していきたいと思います。 青い湖と緑の森の真ん中での生活にインスパイアされている、ローカルブランドを!
Aapisteのウェブサイトはこちらから。(英語)
その他のSaimaaのユニークお土産やフィンランドでのお買い物については、こちらから。(英語)
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