Easterの日曜、私は34歳という若さで亡くなった女性のことを考えていました。私たちの結婚式で歌ってくれたこと、美しいフィンランドの夏の夜のIlosaarirockロックフェスティバルで踊っていたこと。素敵な魂の持ち主でした。
彼女のお葬式はこの週末にヘルシンキで執り行われました。近い友人だった夫が参列し、私は子供達と家に残って自分なりのお別れをすることにしました。
いつもEasterには、多くのフィンランド人と同じように4日間の連休を過ごすのですが、急な仕事のため今年は1日だけお休みを取ることにしました。我が家はEaster一週間前のPalm Sundayに、virpominenを子供達としました。それ以外のEasterの準備は最小限のものだけにして。仕事を終えて、Kerimäkiの義理の両親の家でお泊まりをしていた娘たちを迎えに行き、そこからプンカハリュの私の実家に向かいkyläilemäänに招待されていた私たち5人きょうだいとその家族で午後を一緒に過ごしました。
(こちらでフィンランドの伝統的なEasterのvirpominenについてご覧頂けます)
Hannaが亡くなった事で今回の短い私のEaster休暇をより特別にしようと思えたのかはわからないけれど、その日は今ある瞬間を大事にしようと思う機会となりました。
何枚か写真を撮ったけれど、それよりも私は心の中に一瞬一瞬を留める事を意識していた気がします。
“もしも、もう一度生きられるのなら、瞬間を生きたい。他のことは気にせず、何年も先の事を考えず、その瞬間だけを生きたい。” -Nadine Stair, 85-year-old-
私はまた、2015年にボートハウスで書いた記事の文章についても考えました。
私たちは、今あるその瞬間を生きることしかできない。どれだけ生きられるかわからないのなら、無駄にできる瞬間があるかのような生き方をするのはもったいない。
今年のEasterは、悲しみも含めた短いものだったけれど、今を大事にする事を実感できた機会でもあった。
辛いけれど、でも人生は一度きり。戻ることはできないのだから。
重荷やプレッシャーと感じる事もあるけれど、勇気付けられる事もある。
今回のEasterで、私はより誠心誠意心を込めて人生を送ろうと気づかされた気がします。
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