私たちの夏のボート旅、ハイライトのひとつはスモークサウナに入ることでした。7月の終わりに、私たちは友人のサマーコテージに3泊しました。お天気は雨続きだったけれど、まったく気にならなかった。いい雰囲気で、美味しい食事を楽しみ、毎晩サウナで温まることができたから。
たいていのサウナには水道が通っていないので、私たちは湖の水を汲み始めました。
ウンナはサウナに入る準備万端。これが初めてのスモークサウナ体験だったので、とっても楽しみにしていました。
スモークサウナは、煙を中に閉じ込めて温めるので、内側が真っ黒です。
これからこのサウナにどうやって入るのか話したら、ウンナは驚いていました。
Finnish ❤ Sauna
海外にいるフィンランド人がどんなにライ麦パンが恋しくなるか、以前お話しました。同様に、海外にいるフィンランド人はサウナも恋しくなるのです。サウナは、フィンランド文化に欠かせないものです。
フィンランドサウナのほとんどは、今は薪や電気で温められます。でも、私が’とっておきバージョンのフィンランドサウナ’と思っているスモークサウナを、今も所有している人もいます。その歴史は、現代式サウナよりはるか昔にさかのぼります。
私たちの友人でおもてなししてくれたキンモさんは、自分だけで家族のスモークサウナを計画して建築しました。だから、このスモークサウナは100%彼の手作り。彼はスモークサウナに関するたくさんの本を読み、建築方法を習得したのです。
スモークサウナが温まるまで4時間はかかります。でもこの待つ時間は、本当に価値があります。スモークサウナの熱は、本当に柔らかくマイルド、だから私は大好きなのです。キンモさんは今や本当のスモークサウナ専門家です!
サウナに入りに行くところ。サウナの中ではたくさん汗をかくので、サウナに入っている間は水分補給が大切です。
サウナストーブに水をかける時に、ひしゃくを使います。このひしゃくは、バール(ふしこぶ)から作られたもの。貴重なバール材を2年間も乾燥させてから、ひしゃくを作ったそうです。
“Vihta” (ヴィヒタ)とは、白樺の枝を束ねたもの。これを水に浸し、その後、体をやさしく叩きます。その刺激で血流を促し、フレッシュな香りも楽しめます。ぜひやってみて!
サウナに入る美容効果
私はシンプルにサウナが大好きです。自宅には電気で温めるサウナがあり、特に冬場は少なくとも1日おきにはサウナに入ります。私にとってサウナに入ることは、リラックスしたりクレンズ(浄化)する最も良い方法です。サウナとシャワーの後、女性が最も美しいと言われています。私も同感です。サウナの後、私自身、美しくて素晴らしい気持ちになっていますから。
サウナでは、例えば泥パックのような、様々なトリートメントを組み合わせることもできます。今度、お話しますね。
サウナの途中に湖で泳ぐと、リフレッシュします。
サウナの後は、冷たい飲み物を飲みたくなります!
サウナの後は、クリーンでリラックスして自然と美しい、そんな気持ちです。