『暗闇からはじまる優しさと美しさを体験する冬のフィンランドツアー2020』のプログラムをご紹介します。
※スケジュールと訪問先は現地の事情により変更される場合があります。
【1日目】 2月9日(日) 冬のヘルシンキの’光’を知る日
朝食:× / 昼食:○(機内食) / 夕食:×
★ 宿泊:ヘルシンキ Hotel Helkaまたは同等クラスのホテル
さぁ、真冬のフィンランドへ飛び立ちましょう。
直行便で約10時間の飛行機の旅。機内のデザインや食事から北欧気分が盛り上がります。
ヘルシンキ・ヴァンター空港からは、空港バスでヘルシンキ市内に移動します。宿泊するHotel Helka(ホテルヘルカ)は、フィンランドデザインの巨匠アルヴァ・アアルトが立ち上げたArtek(アルテック)社の家具と照明をふんだんに使用したモダンなホテルです。
ホテルにチェックインした後、同行コーディネーターと一緒にヘルシンキの街歩きをしましょう。2月のヘルシンキは意外にも明るく、人々の表情も和らいで見えます。
地図を持って一緒に歩けば、街がぐるっとわかるようになるでしょう。この日のうちにヘルシンキ市内のメトロやトラムの乗り方もしっかりとお伝えします。
ディナーはEthical(エシカル=環境や地域に配慮した)なレストランを予約しています。(予約のみ、現地払い)
【2日目】 2月10日(月) ヘルシンキで自分らしく過ごす日(終日フリータイム)
朝食:○ / 昼食:× / 夕食:×
★ 宿泊:ヘルシンキ Hotel Helkaまたは同等クラスのホテル(前日と同じ)
Hotel Helkaのオーガニック朝食を食べたら、ヘルシンキの街へ出かけましょう。前日に街歩きをしているので、トラムやメトロも迷うことなく移動できるはず。
外は冷え込んでいても、建物の中はとっても温かです。
2018年末にオープンしたヘルシンキ中央図書館でくつろぐ、教会を巡る、マリメッコのアウトレットでショッピングする、マーケットやスーパーでヘルシンキっ子の日常を体験するなど、自分らしい時間をたっぷりと過ごしてください。
(出発前にリサーチ&プランニングの時間を作ります)
【3日目】 2月11日(火)サイマー湖水地方の町サヴォンリンナで手工芸体験!コテージでサウナ体験も!
朝食:○ / 昼食:○ / 夕食:○
★ 宿泊:プンカハリュ Tynkkylän Lomaniemi
少し早起きをしてホテルをチェックアウト。まだ少し時差ぼけがあるので、早起きは大変ではないと思います。
7時頃ヘルシンキ出発、12時頃サヴォンリンナ到着。特急列車とローカル線を乗り継いで、4時間の快適な列車の旅をお楽しみください。車窓には、白銀の森と湖の景色が広がります。北欧らしいデザインの列車内には日本の列車にない設備もあります。チェックしてみてください。
サヴォンリンナ駅ではSaimaaLifeのMariが出迎えます。大きな荷物は車で運び、雪の街をMariと一緒に歩いてレストランに向かいます。
オラヴィ城からほど近い湖畔のレストラン(Hotel Hospitz)で、サーモンスープとムイックのランチ。
(オラヴィ城の歴史をコーディネーターが解説します)
ランチ後は、街歩きをしながら、クラフトショップや地元のデザイナーさんの店へとご案内。工芸品のお買い物を楽しみます。
お買い物のあとは、クラフトショップにて北欧らしいフェルトを使ったクラフト体験。ひとり1輪、好みの色で作る花は、お土産としてブローチのようにして使うことができます。男性は花の代わりに“葉っぱ”のモチーフを選ぶこともできます。
その後、ミニバスで宿泊先のコテージまで移動します。荷物を運び入れ一休みしたら、夕食はコテージ施設内のレストランで、オーナーのJukka(ユッカ)さんのお母様お手製の名物料理をビュッフェ形式でいただきましょう。
夕食後はコテージのサウナに入り、体が十分に温まったら雪の上をゴロゴロとローリング!思い思いにリラックスした時間を過ごします。
(コテージで約30分間、フィンランドの教育についての予習タイムを取ります。)
追記
Jukkaさんの森の木は、東京オリンピックのフィンランドパビリオンの建物に使用されます。プンカハリュから東京へ!
写真:MetsäWood社ウェブページより
【4日目】 2月12日(水) サイマー湖水地方の美しい町プンカハリュで’学ぶとは、生きるとは’を考える日
朝食:○ / 昼食:○ / 夕食:○
★ 宿泊:プンカハリュ(前日と同じ)
2月のフィンランドは、8:30~9:00頃に太陽が昇り始めます。暗闇から、空全体が青い光に包まれる時間を経て、少しずつ明るくなる冬の朝を楽しみましょう。敷地内にあるレストラン棟で朝食ビュッフェをいただきます。
ミニバスで出発し、プンカハリュ小学校を訪問します。教室での授業を見学し、そのあと先生や校長先生とお話ししましょう。フィンランド教育の奥深さに触れるはずです。学校で子どもたちが食べているのと同じ給食をいただきます。
午後はMariの家で、SaimaaLifeのワークショップを行います。
サイマー湖畔に住み、そのライフスタイルを発信しているMariの考えるWell-beingとは、自然のもたらす恵みとは、冬のフィンランドの暗闇からはじまる優しさと美しさとは・・・
一緒に外に出て、美しい冬の森を散歩します。湖の氷は1メートルもの厚さになっていて、スノーモービルやウマ?!が行き交いますよ。
世界ふれあい街歩きスペシャル「きらめく北欧の夏」の取材を受けました。正にこの場所を訪問します。
Mariの家のサウナに入りましょう。
よく体を温めたあと、凍った湖に開けた穴へ体を沈めるアイススイミング体験をします!冬のサウナの醍醐味です。
全身がポカポカに温まったあとは、Mariさん宅で、友人Sttina(スティーナ)さんお手製のディナーをいただきます。地元の人たちと語り合いながら、冬ならではの静かでゆったりとした一時を過ごしましょう。ミニバスでコテージに戻ります。
テレビ番組の収録風景
【5日目】 2月13日(木)フィンランドの自然と歴史を知り、冬の楽しみを味わい尽くす日
朝食:○ / 昼食:○ / 夕食:○
★ 宿泊:プンカハリュ Hotel Punkaharju
朝食後、Jukkaさんのお母さんのクラフトショップと手づくりのミュージアムに寄ります。
ミニバスでLusto森林博物館へ。プンカハリュ及び湖水地方の自然と生き物、そこに暮らす人々のことを学びます。そのあと、ロシアとの戦争で使用した濠の跡を見に行きます。(フィンランドの歴史を、コーディネーターが解説します)
ホテルプンカハリュに到着。
フィンランドで最も古いホテルの一つで、地元のデザイナーによるリノベーション後、アンティーク家具と全室異なるデザインのホテルとしてオープン。各種、受賞歴のある、ブティックホテルです。マリメッコのトップモデルSaimi Hoyer(サイミ・ホイヤー)さんがオーナーです。
軽めのランチをホテルでいただき、準備をして凍った湖に向かいます。
スノーシューを履いて、ガイドと冬のワンダーランドへでかけましょう!
1日ごとに日が長くなるため、晴れていれば太陽の光が降り注ぐ中で、アウトドアピクニック。白銀の世界を満喫できるでしょう。
ホテルプンカハリュに戻り、チェックイン。荷物を入れてしばしのリラックスタイムです。
モダンなデザインの湖畔のサウナに入ります。体を温めたあとは、外で体をクールダウンします。
ホテルのレストランにて、フェアウェルディナー
いつもの自分の頑張りへのご褒美とこの旅の思い出に、地元の食材をふんだんに使った、ハイレベルなフィンランド料理をご堪能ください。
【6日目】 2月14日(金)自然の中で感じる’ありのまま’を大切にする日
朝食:○ / 昼食:×(特急の食堂車など) / 夕食:○(機内食)
ホテル内のダイニングで朝食をいただきます。特に、手作りのグラノーラとポリッジ(お粥)は絶品です!ホテル周辺をお散歩して、ゆったりとした朝の時間を楽しみましょう。
ミニバスでParikkala駅に向かいます。途中で氷河期時代から残る尾根の道で停車し、景色を楽しみます。
駅では、Mariがお見送りします。最後までフィンランドの自然のパワーを全身で吸収していってください。
特急列車に乗りヘルシンキに向かいます(乗り換えなし)。食堂車で軽くランチやコーヒーを楽しみながら、思い思いに過ごします。
ヘルシンキ中央駅到着後、空港バスに乗ってヘルシンキ・ヴァンター空港へ。夕刻、ヴァンター空港から帰国の途へ