私たちの日々の生活の中では、様々な事が同時に起こり、そして心の中でも同時にいろんな思いが巡っています。時にはそれもいいけれど、その思いが頭の中をぐるぐると回って、ストレスや緊張を感じてしまうこともあります。
同時にやってくる様々な思いのスイッチをオフにするために、あなたはどんなことをしていますか?
シンプルな方法を書いてみました:
- 今していることをスローダウンしたり、止めてみたりする。
- 深呼吸をして落ち着く。ゆっくりと深く呼吸をして目を閉じる。
- さっきまでしていた事を続けてみる。今度は、一度に一つの事に意識を集中させる。
- 集中できなくなってきたら、再び深呼吸をして集中したかったものに意識を戻す。
先週家族で森にキノコ狩りに行った時、私の頭の中は考え事でいっぱいでした。一度にいろんな事を考えながらも、あまりちゃんと考えられていませんでした。自分の考え事にだけ集中していたので、子供達が話しかけていた事も聞こえていませんでした。
その時に、その方法を思い出したのです。
立ち止まってLiiliaの手を取りました。でもただ手を取ったのではなく、自分の手が娘の手を握るのをちゃんと見てみたのです。娘の手の温かさと、自分の手の中のその小さな指の感触に集中してみました。「この子の手を握るのは、とても気持ちがいい」と心の中で思っていました。
そうしながら、私達は一緒に歩きました。しばらくすると、意識をその瞬間に集中させて考えていると、他のことはいつの間にか頭の中から消えていた事に気付き、心も身体もリラックスして、家族のキノコ狩りを楽しめたのです。
思いが頭の中でぐるぐると回り始めたら、多くを同時にするのは止めて一度に一つの事をしてみてください。それだけでも効果がありますが、そうでなければこの方法を試して一度に一つのことに集中してみてください。
マインドフルネスのテクニックを試すのが難しいと感じたら、自然の中に行ってみるのをお勧めします。ノルウェーの精神科医でマインドフルネスの専門家であるDr. Bjarte Stubhaugは、Huffington Post’s article “Mindfulness: Why nature?”でその理由について述べています。
自然の中には静けさがあるけれど、それは伝染するのでしょうか?「それはメロディーに音を合わせるのに似ており、人生のハーモニーであるのです。もちろん自然は私たちの心や身体に穏やかさや平穏を与えてくれます。それは古くからの根本的な、休息の癒しの経験です。」
自然の穏やかさと静けさは、この時の私も癒してくれました。ありがとう!